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「ぐっ!」
背後からの一撃は、サーティーン・ドーパントの背中を直撃。吹き飛ばした。
「あんた、それ……」
ナナは驚いた表情をしている。
「俺にもよくわからない。だが、これは使える」
燃え上がる手を見ながら、勇は答えた。
スカルの両手足には、白銀の炎が発現している。
それは父が残し、瑠花がきっかけを与え、ナナの存在が完成させた新たなる力。
「名付けて、スカルバーニング」
「別に、名付けなくてもいいと思うよ……」
そんな会話をしているうちに、サーティーン・ドーパントが立ち上がった。
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