Sとの決着/闇を撃ち抜くモノ

15/24
前へ
/242ページ
次へ
「ぐっ!」 背後からの一撃は、サーティーン・ドーパントの背中を直撃。吹き飛ばした。 「あんた、それ……」 ナナは驚いた表情をしている。 「俺にもよくわからない。だが、これは使える」 燃え上がる手を見ながら、勇は答えた。 スカルの両手足には、白銀の炎が発現している。 それは父が残し、瑠花がきっかけを与え、ナナの存在が完成させた新たなる力。 「名付けて、スカルバーニング」 「別に、名付けなくてもいいと思うよ……」 そんな会話をしているうちに、サーティーン・ドーパントが立ち上がった。
/242ページ

最初のコメントを投稿しよう!

766人が本棚に入れています
本棚に追加