766人が本棚に入れています
本棚に追加
瑠花はテニスの練習中、何者かに狙撃されたらしい。幸い弾は逸れ、彼女は無傷だった。そして……
「怪物を見たのね」
「……うん」
ナナの言葉に、瑠花は頷いた。
怪物……おそらく、ドーパントだろう。瑠花の話によると、怪物はすぐに姿を眩ましたらしい。
「狙撃能力に長けたドーパントのようだな」
「ええ。瑠花、あとは私達がどうにかするよ」
「ナナちゃん……ありがとう。勇さんも、よろしくお願いします」
瑠花は深々と頭を下げた。
最初のコメントを投稿しよう!