†始まり†

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香「もうなんでもっと早く起こしてくれないの!?」 私は急いで制服のスカートをはいた。 龍「お前がちゃんと起きればいいだろ!?」 龍くんは私の朝ご飯を準備してくれてるらしい。 パンのいいにおいがする。 制服のブレザーを羽織って洗面所の扉を開けた。 龍「どうせまた昨日夜更かししたんだろ?ってお前……髪グシャグシャ………」 香「うそ!?」 頭を触ると確かにグシャグシャ…… 香「やだぁ、後5分くらいしかないのに~」 ご飯も食べてないし…… 龍「髪は俺がやってやるから、早く飯食え」 龍くんがため息をつきながら言った。 香「ほんとに!?ありがと龍くん!!!」
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