第二章、たどり着いて紅魔館

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少年が城内に入ると、また扉がひとりでに閉まった。 ?「(・・・・自動ドア?) まぁ、閉まったからには簡単には出られそうにはないな」 「そうよ、アナタはここから出ることは出来ない・・・・」 少年の言葉を肯定するように、声が響き、メイドが目の前に現れた。 咲夜「はじめまして、そしてさようならかしら?♪」 ?「可愛いメイドさんが出てきたと思ったら いきなりお別れか?」 咲夜「フフ、お褒めの言葉は頂戴するわ でも、お別れは本当よ? アナタはここで死ぬ だからここから生きて出ることは出来ない・・・・ 分かったかしら?」 ?「理解出来ないね だいたいなんで殺されるんだ?」 咲夜「それは簡単よ♪ 私はこの紅魔館のメイド長 主の命令で、侵入者を排除する。 だからアナタを排除するの♪」 ?「やれやれ、侵入したって言うより招き入れられた気がするんだが💧」 少年はため息をつく 咲夜「細かいことはいいじゃない? さー、お別れの時間よ 哀れな侵入者さん♪」 咲夜がナイフを取り出した。 どうやら戦闘開始のようだ。 ?「仕方ないが、やるしかないようだな・・・・」 少年の目つきが鋭くなった。 咲夜「私の名は十六夜咲夜 この名前、あの世まで持って行きなさい!」 ?「俺の名は剣(つるぎ)ヒイロ 悪いが簡単には死ねないさ!」
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