212人が本棚に入れています
本棚に追加
少年が城内に入ると、また扉がひとりでに閉まった。
?「(・・・・自動ドア?)
まぁ、閉まったからには簡単には出られそうにはないな」
「そうよ、アナタはここから出ることは出来ない・・・・」
少年の言葉を肯定するように、声が響き、メイドが目の前に現れた。
咲夜「はじめまして、そしてさようならかしら?♪」
?「可愛いメイドさんが出てきたと思ったら
いきなりお別れか?」
咲夜「フフ、お褒めの言葉は頂戴するわ
でも、お別れは本当よ?
アナタはここで死ぬ
だからここから生きて出ることは出来ない・・・・
分かったかしら?」
?「理解出来ないね
だいたいなんで殺されるんだ?」
咲夜「それは簡単よ♪
私はこの紅魔館のメイド長
主の命令で、侵入者を排除する。
だからアナタを排除するの♪」
?「やれやれ、侵入したって言うより招き入れられた気がするんだが💧」
少年はため息をつく
咲夜「細かいことはいいじゃない?
さー、お別れの時間よ
哀れな侵入者さん♪」
咲夜がナイフを取り出した。
どうやら戦闘開始のようだ。
?「仕方ないが、やるしかないようだな・・・・」
少年の目つきが鋭くなった。
咲夜「私の名は十六夜咲夜
この名前、あの世まで持って行きなさい!」
?「俺の名は剣(つるぎ)ヒイロ
悪いが簡単には死ねないさ!」
最初のコメントを投稿しよう!