第二章、たどり着いて紅魔館

5/11
前へ
/295ページ
次へ
咲夜「いくわよ・・・・」 咲夜が言葉を発すると同時に、数本のナイフが高速でヒイロに飛んできた。 ヒイロ「なるほどナイフか、ならこっちも・・・・ 出よ!」 ヒイロの言葉と同時に、咲夜の投げたナイフが音を立て床に落とされた。 咲夜「!?、なにがおきたの・・」 すぐさま視線をヒイロに戻す。 そこには、白い日本刀を構えるヒイロがいた。 咲夜「なるほど、アナタの武器は刀ね? 一体どこに隠してたのかしら?」 ヒイロ「なーに、ちょっとした手品だよ」 ヒイロは不適に笑う 咲夜「そう、どうやら手加減しなくてすみそうね? 簡単に死なれたらつまらないもの♪」 咲夜は怪しく微笑む ヒイロ「そりゃどうも」 咲夜「次は受けきれるかしら? はあ!!」 咲夜が再びナイフを投げる。 今度はさっきより数が多い。 ヒイロ「無駄だ!」 ヒイロはまた、刀でナイフを弾いた。 咲夜「なるほど、なかなかやるじゃない?」 ヒイロ「これでも剣士だからよ この程度じゃ負けないさ」 咲夜「ピクッ・・・・ 調子に乗ると痛い目にあうわよ? これが私の本気だと思わないことね・・・・」 ヒイロ「なに・・・・」 咲夜「あなた程度に使うつもりは無かったけど、仕方ないわね。 フフフ・・・・」咲夜の怪しい微笑みに、ヒイロは確かな恐怖を感じた。 咲夜「覚悟はいい?」
/295ページ

最初のコメントを投稿しよう!

212人が本棚に入れています
本棚に追加