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アニス「ね?ガイ、お願いだからさぁ!」
ガイ「ったく、わかったわかった!兎に角、アニスの友達だっていう女の子に会えばいいんだろ?」
アニス「そうそう!彼女、私よりぺったんこだから流石のガイも大丈夫だって☆」
ガイ「へ~、アニスよりぺったんこな子もいるんd…」
アニス「あ………?(凄い形相でガイを睨み付け←)」
ガイ「い、いえ…、ナンデモナイ…デス…;(目線逸らし)」
アニス「ならいいわよ…って、あ!きたきた!」
ガイ「まじでっ!?」
アニスとガイの視線の先には…
猫耳フードにメイド服を着て赤面しながらパタパタと走ってくる一人の少女(の格好した少年(爆))の姿があった
イオン「…っお、遅くなって…、すみません、でした…///」
少女は走って来たせいか息があがっており頬がほんのりと赤く染まっていて、何とも妖艶な雰囲気を醸し出していた
アニス「もぉー、来るの遅いよアリスちゃん!」
イオン(あ、アリスって…;)
アニス(イオン様の仮の名前ですよ。流石にイオンじゃ問題があるじゃないですか!アニスちゃんの名前から取ったんです。可愛いでしょ?☆)
イオン(………;)
僕はただ黙ってアニスの言うことを聞くことしか出来ませんでした
穴があったら入りたい←
アニス「それじゃあお二人さん!今日一日楽しんでね☆私はティアたちといるからー!」
イオン「ちょ…っ、アニス!;」
そう言うとアニスは一目散に走って行ってしまいました
ガイ「えーっと…;君、アリスって言ったよな?俺はガイ!よろしくな!」
そう言ってにっこり微笑むガイ
ごめんなさい、僕はイオンなんですって言えるはずもなく…
イオン「よ…、よろしくお願いします!;」
そう言って頭を下げることしかできませんでした
ガイ「それにしてもアリス、君はどうしてそんな派手な格好してるんだ?」
街中を散歩がてら歩いていると、ガイからこんなことを聞かれました
ガイを騙すための変装でもありますが専ら…
イオン「あぁ…、なんだかアニスたちからこの服を着せられたのです…///」
そう、これはきっと単なるお遊びでしょう…
それにしても、女性総出で男の服を脱がせられるほど恥ずかしいことはありませんよ←
ガイ「何だかよくわからないが、もてる女も辛いってことか(笑)」
激しく勘違いをしているガイには愛想笑いをして誤魔化すことしかできませんでした←
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