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此処は何処だろう。
僕はどうしてこんな処にいるんだろう。
目を覚ますと、其処は見知らぬ場所だった。
いや、知らないのは場所だけではない。
自分自身が何者なのかもわからない。
年も、声も、顔ですら―――。
唯一わかるのは、僕は何かの機械の中で横たわっているという事実だけ。
「私の目から見ても、レプリカは七体目がもっとも適しているかと思います」
レプリカ………?
「そう…、ご苦労。ここまで長かったね。今後も気を抜かずに頼むよ、ヴァン」
「ここからこそが本番なんだからね」
誰かの声が聞こえる…。
何だろう。
初めて聞く声のはずなのに、何処か懐かしい。
あなたは一体…。
「お早う。七体目のイオン」
2010.6/14.end.
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パプリカ………?(爆死)
機械の中に入ってるのはイオン様です
その外で話してるのはヴァンと、被験者イオン様です
そんなわけで生まれたばかりであろうイオン様
おk?←←←
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