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ゆっくり回り続ける観覧車
一周15分の旅が、4人を乗せて始まった。
あきら「本当にどうしたら、この状況から抜けだせるんだ…」
亮「確かに…何か忘れているのか…」
小春「忘れてること…最初スピーカーで言ってたことで…?」
真奈「わかった!!言ってはないけど…女は殺さなきゃならないのよ!!殺したら、戻れるのかも…」
しかし、4人の脳裏に女の姿が現れたとき、殺すのは不可能だと感じた。
あきら「あいつを殺すのは難しいな…」
亮「あの顔思い出すだけで、ゾッとする…」
あきら「あのデカい包丁で切られたら…間違いなく一発で死ぬな…」
真奈「みんなで協力すればなんとかなるかもよ!!」
小春「死にたくない…。」
4人は、ますます気分が暗くなっていった。
そして観覧車は頂点へとたどり着く。
あきら「ぉぃ!!見ろ!!渋谷が大変なことになってるぞ!!」
東京都の、渋谷は、人が沢山いる。
しかし人は、この遊園地内だけでなく、すべての世界で止まっている。
亮「ぉ!!見てみろよ!!」
みんなが亮のところへ集まる。
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