世界観

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機動新記アルカナの舞台は太陽系全土、特に地球、火星、木星を舞台とする。 西暦で数えて今よりも約2000年後の話しで決して近未来と呼べる話では無いが、過去に人類の半数を死に追いやる大戦で人類の文明レベルは著しく低下。 この大戦後、地球への汚染が拡大。 動植物の住める環境では無くなった為、この頃、地球の衛星軌道上に設置した人工の地球、半球状及び、シリンダー型の‘ホーム’へ移民を開始。 人類の半数が死滅したのも有り、全ての人間が大戦前には建設が終わっていた数基のホーム全てに移民成功。 この時、西暦は終わりを迎え、新暦が始まる。 新暦も30年代を過ぎる頃には人類は月面に都市を建造し宇宙環境に適応していく。 人類が宇宙での生活にも慣れ始めた頃、人口増加に伴い、ホーム建造を急ぐため、人型工作機械WF(ワークフレーム)を開発。 さらに、外宇宙探索の為に木星付近に二基のホームを移動させ、てはじめに木星やその周囲を回る衛星の調査を開始していく。 そんななかでのE鉱石(エンリル)の発見。 しかしその発見が後の戦争に繋がる。 そして新暦200年を過ぎる頃に一旦宇宙開発を中止。地球のテラフォーミングを実施する。 そして約300年後の新暦500年代。 テラフォーミングの成功をもって一部の人間が地球へと帰還。 地球という足場を取り戻した人類は早々に帰還した者と、火星に住むマルスアルマの原型となる地球保全団体との対立により、小競り合いから再び戦争を始める。 ホーム建造用のWFを兵器に転用したCFの開発、そしてE鉱石を使用し兵器として特化させたAFの元祖、アーキタイプの開発成功から戦争は激化。 最終的には地球軍の保持していたアーキタイプ、アンシャルの獅子奮迅の活躍で戦争は集結を迎える。 そこから更に20年後、ここから機動新記アルカナの物語が始まるのだ。
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