出会い…君女の子?

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小学生が待ち望む、春休み。 私は小学五年生から六年生になろうとしている。 名前は小宮果歩。 ちびで足も遅い私は吹奏楽部に入り、同じ毎日を淡々と過ごしていた。 春休みはコンクールが終わった直後だから部活はない。 その日は同じアパートに住むチビッコとそのお兄ちゃん達と遊んでいた。 氷おにとか小学生ならではの遊びに没頭していた私達は、ふと、公園の外に視線が移る。 見覚えのない女の子が二人、遊んでいた。 それが悠との最初の出会いだった。 .
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