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「え!?小六!?同い年!?!?」
大きい方の子が声をあげる。
ちょっとウザい。
チラッと睨むと彼女は焦ったような表情で口を開く。
「あ;ごめん;俺は悠。小六!ヨロシク。」
ん…?俺…?
まさか…。
「君さ…まさか…男…?」
「ぇ゙…気付いてなかったの…?;よく間違えられるけど男だよ;」
全員驚きを隠せない…。
だって凛々しい顔だもん!
「あ、こいつは海。俺の妹、こっちは女(笑」
「よ…ヨロシク!」
悠の突然の紹介に戸惑う海ちゃん。
可愛いなぁ…。
これが悠と私のハジメマシテ。
悠は元々、アパートに住んで居たらしい。
今はおばあちゃんの家へ遊びにきてると教えてくれた。
私が住んでるアパートは3つの棟から出来ている。
私の家と悠の前の家は同じ三棟、しかも、一階の端と端とかいう偶然。
ちょっとときめくとか…そんな事無いし!
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