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「おはよー。悠来た?」
今日は朝から遊ぼうと張り切って外に出てみた私。
「まだきてなぁい」
「そっか…ま!遊ぼ!」
私はみんなと遊びながらも、来る車来る車確認してしまう。
悠は十二時をすぎてもなかなか来ない。
どうしたんだろう…。
――――
結局もう五時だ。
みんなももう帰る。
私は…どうしよう…。
もうちょっと待ってみようかな。
――――
んぅっ…。
しまった!寝てた!!
どうやら、ブランコに座ったまま寝てしまったようだ。
今は六時…。
来ていない。
そろそろ帰ろうと立ち上がった。
一つ溜め息を残し、重い足取りで帰った。
結局…現れなかった。
『明日もくるよ!』
そう言ったのに…
それから数日…
悠が現れる事は無かった…。
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