おかえり、アリス

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「アリス、アリス」 「う……んぅ」 誰かがずっと自分の名前を呼ぶ声でアリスは目を開けた。 目を開けると白い仮面が最初に視界に入った。 「起きた?アリス」 「……っ!!!???」 アリスは驚き、ベッドから飛び起きる。 「ああああなた、さっきの?!」 「チェシャ猫だよ、アリス」 仮面をつけた顔をアリスに向けていた。 しかし、仮面のせいで表情は全く分からない。 「ななななんで、まだいるの?」 「ここが僕の家だから」 .
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