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アリスが必死の思いで森を抜けると目の前には高い塀に大きな扉がアリスの前に立ちはだかる。
「すいません!開けてください」
アリスはドンドンッと扉を叩くが扉は全く開かない。
「…どうしよう」
後ろが気になり、後ろを振り返る。
「あれ?」
振り返るとさっきまであった一本道がなくなっていた。
「どうして道が…」
「木々が動いたんだ」
ビクッ───
背後からの声に後ろを振り返る。しかし、背後にあるのは大きな扉だっけ。
アリスは周りをキョロキョロする。
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