第1章 運命の出会い

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道… 真琴【フフフーン】 【道を歩いていた】 ドンッ【誰かにぶつかった】 真琴【いた!】 【そこには、フードの少年が…】 ?【……】 【謝らない】 真琴【ちょっと、君!普通、ぶつかったら謝るでしょ?】 ?【……すいません…】 真琴【そうそう。】 ?【……】 【去っていった】 真琴【ちょっと待てよ…。フード………。あ゛ーーー‼‼も、もしかして……いや…無い無い…。だって、彼は、1年前に、塵になって消えたんだもん…。】 思い出し…… 真琴【お願い…私の血を……】 ルカ【駄目だ…】 真琴【どうして?】 ルカ【真琴を失いたくない…】 真琴【だったら、連れてって…永遠に一緒に居られるんでしょ?】 ルカ【永遠に生きるなんて、生きてる事には、ならない…喜んで、悲しんで…真琴は、真琴の命を精一杯生きろ。】 真琴【(泣)】 ルカ【ホント、泣き虫だなぁ…】 【抱きついた】 真琴【またお別れなんて、二度も別れるなんて】 ルカ【違うよ真琴…、俺達は二度も出逢えたんだ】 真琴【(泣)】 ルカ【泣かないで…真琴は、笑ってる顔が一番だから】 真琴【(泣)】 ルカ【…フッ】 【キスをした】 真琴【(泣)】 ルカ【真琴……】 【ルカの体が塵になり、消えかかっている】 真琴【…‼】 ルカ【ありがとう…】 真琴【(泣)】 ルカ【…フッ】【消えた】 真琴【うぅ…(泣)】 ルカ【泣かないで…】【空から声が聞こえた】 【そして、ルカの傘が朝日色の空に飛んでいった。】 真琴【な…はずなのに…】
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