ラッキーイエロー

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「変な席だったら承知しないぞ!」 と心の中でつぶやきながら、到着したのは、7号車・・・ グリーン席 「ご協力ありがとうございました。 こちらでごゆっくりお過ごしください。」 と車掌は私を空席に促した。 「どうも・・・」 喜んだ顔をするのも悔しいので、平然を装い真顔で席に着いた。 すぐに別の女性車掌が現れ 「おしぼりをどうぞ」 と手渡された。 なんという幸運な日なんだろう。 これって、やっぱり『ドクターイエロー』に遭遇したおかげ? のぞみは、浜松駅の先、急勾配の右バンクを通過していた。 完
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