幻想の片道切符は、ババアと呼べWWW

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「……むー」 少年らしき者の後ろから可愛らしい声が聞こえた 振り向けば、真っ白な白髪で長髪…長過ぎて超長髪だ。足元まで伸びた髪を揺らしながら愛らしい紅い瞳に顔。 異様に淡く輝く“額”に“埋められたダイヤモンド”がトレードマークの少女が立っていた 身長は、少年らしき者の三分の二ぐらい…つまり、106センチぐらい 背が小さいが少年らしき者も小さめである しかし、驚く事に少年らしき者の年齢は二十歳です 「あー…みー」 因みに言えば、コイツは喉が未発達らしく単語以前に赤ん坊が喋る言葉しか話せない 「起こしたのは、ウル 飛び起きて頭を打ち付けたのはウル そして、自業自得なウル ……解るだろうが」 コイツのせいで睡眠不足だ ゆっくりとした足取りでリビングに向かう少年らしき者をウルと呼ばれた少女が黒と白のシマシマワンピースを揺らしながら追いかけた ペンギン歩きみたいな歩行で そして青年に対してやり返しを考えてるのは言うでもない
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