me me she

2/2
前へ
/2ページ
次へ
僕を光らせて 君を曇らせた この恋に僕らの夢をのせるのは重荷すぎたかな 君の嫌いになり方を僕は忘れたよ どこを探しても見当たらないんだよ あの日どうせなら 「さよなら」と一緒に教えて欲しかったよ あの約束の破り方を 他の誰かの愛し方を だけどほんとは知りたくないんだ 約束したよね「100歳までよろしくね」 101年目がこんなに早くくるとは思わなかったよ こんなこと言ってほんとにごめんね 頭で分かっても心がごねるの だけどそんな僕 造ってくれたのは 救ってくれたのは きっとパパでも 多分ママでも 神様でもないと思うんだよ 残るはつまり ほらね君だった 僕が例えば他の人と結ばれたとして 二人の間に命が宿ったとして その中にもきっと 君の遺伝子もそっと まぎれこんでいるだろう でも君がいないなら きっとつまらないから 暇つぶしがてら2085年まで待ってるよ 今までほんとにありがとう 今までほんとにごめんね 今度は僕が待つ番だよ 君が生きていようとなかろうと だってはじめて笑って言えた約束なんだもん 「さよなら」と一緒に 僕からの言葉を 「ありがとう」と一緒に 「ごめんね」を 「空が奇麗だね 人は悲しいね」 また見え透いたほんとで僕を洗ってよ 次がもしあれば 僕の好きな君 その君が好きな僕 そうやっていつしか僕は僕を大切に思えたよ この恋に僕が名前をつけるならそれは「ありがとう
/2ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加