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「お! 僕の車を引き離すとは結構な腕の持ち主だねぇ。だがしかし! 僕の前は走らせない!」
そう白い車に乗った男が言い放った途端、コーナーでいっきに迫ってきた。
そのまま二台は休む間も無く走る。
そして俺が一瞬隙を作ってしまったらいつの間にかに前に白い車がいるではないか!
そう…その車は一瞬の隙を見逃さず抜き去ったのである。
「僕にかかればこのくらい朝飯前さ! はっはっは!」
このままではいけない!
このまま離されては負けだ。
必死に食らいつくが中々抜くことが出来ない。
そうこうしてるうちにみるみるあの車のテールランプは小さくなり遂には見えなくなった。
…負けた……
あの車は一体…?
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