わたあめ

8/268
前へ
/268ページ
次へ
貴方の生活を浮かべる天井 私の幸せを手にとるの 瞼を閉じても広がる鮮明なその生き方を愛しく想う 離れていても大丈夫 胸の奥で輝く日常 今私は貴方を感じている それは当たり前になった時間 今夜も夢へ溺れるみたいに 笑顔のまま眠れる気がした 丁寧な折り返しの返事は 時が経つ度に薄れるから 私は触れた瞬間に貴方の言葉を 心に保護する 地図を片手にその声を頼りに 向かって歩いて行くから 貴方の側まで辿り着けた日は 私を優しく褒めてね 好き過ぎて突っ走って空回る だけどその両手で抱きしめて
/268ページ

最初のコメントを投稿しよう!

19人が本棚に入れています
本棚に追加