ハジメテの

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「ん、でお前何時まで此処に居るつもりだよ」 「さぁ?その内隙間妖怪がコンタクト取ってくるとは思うけど…」 そう言うとてゐは首を傾げる 「ま、イイか。俺も甘ェよなァ」 「こういうって、自画自賛っていうんだよ」 「うっせ」 我ながら温情判決だと思う。見ず知らずの自称妖怪を泊めるとは ロリコンじゃ無いんだが…なんだかナ 「ん、じゃ私どの部屋使えばいいの?」 「角曲がって左から2番目の部屋」 「…ねぇ、今更だけど平屋より明らかに大きくない?」 「気のせい気のせい、気にしたら負けネ」 「…そう言えば、アンタ名前は?」 「麒麟塚・幸我」 「偉そうな名前ね」 「ごあいさつだなまたもや」 「我の幸とは良く言ったモノね…麒麟塚?」 「ソレがドウシタ?」 てゐがハジメテ驚いた表情を見せる 「超大財閥じゃない」
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