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追いかけられて早1時間
半泣きで逃げる私
むしろ元気になってるヘタレイセン
10㍍あった差は少しずつ縮まっている
薬物ドーピングとか卑怯だ
呼吸もずっとハアハアなのに
某未来から来た殺人ロボットも真っ青な美しいランニングフォーム
ミスマッチ具合が尚更キモい
「くっ…るっぅ、なぁああああ!!」
最早完全に泣きながら逃げる私
ぐへへとか言いながら迫るキモ兎
「あっ!!」
不覚、木の根に躓いて転んでしまう
「痛っ、…!」
振り返れば、完璧なル●ンダイブを決め、私に向かって飛んでくるレイセン
成る程、不二子が冷めるのもよくわかる
個人的に生理的に無理だわ、あのポーズ
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