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緑side
金髪の髪がくすぐったい。
でも、シャンプーのいい香り。
たくましいけど細くて小さい体、
ぎゅうってすると安心する。
安田の頭が僕の頭にコツンと
当たるのが分かる。
これ、これが好きなんだ。
頭を起こして
上目使いの安田の顔見る。
少し微笑むこの顔が大好きだ。
「ヤス、ちゅう」
口を尖らせてせがんでみる。
ちょっと困った顔をするヤス。でも、すぐ体を僕の腕の中で動かして、僕の方に向けた。
目を瞑った瞬間に、唇に
安田の唇の感触。
さっきよりも、強い感触。
たまらずに、安田の頭を両手で押さえて舌を絡ませる。
「はふ‥チュッ‥ふッ…」
安田の息遣いの音がする。
息を精一杯吸おうとしている音。
この音に優越感を覚える。
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