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話し合いの前日…
和樹「こんな事になってごめん…。傷つけてごめん…。情けない男で苦しめてばっかりでごめん…。」
私は何て答えたらいいのか、分からなかった…。
香織「今は……何も答えられへん…ごめん…。」
和樹「分かってる…落ち着いたらゆっくり話そう…。」
私は直樹の寝顔を見ながら考えました。
"ママ……もう少しだけ頑張らせて…。淋しい思いさせてごめんね…"
何もかも無視して
忘れる努力をして
怖いものなんかない。
そんな私なら
こんな風にならずに済んだ。
でも
私は私の思いで
この波乱から抜け出さないと…
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