決着

3/18
前へ
/377ページ
次へ
スーツで正装した木下父。 同じくスーツの木下母。 普段着の木下マミ。 着席する前に、頭を下げたのは木下父だけだった。 私は木下マミを直視していたけど、木下側は皆うつむいていた。 弁護士がこちら側の主張を木下側に述べ、改めて木下側の主張を聞いた。 最初に口を開いたのは木下父。 「慰謝料の件ですが、そちらの提示されてる金額の3分の2でお願い出来ないでしょうか…。」 私は"やっぱり……" とゆう思いで、話し始めた。
/377ページ

最初のコメントを投稿しよう!

45684人が本棚に入れています
本棚に追加