鏡憐

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竜斗「んー城に桜が溜めてたありったけの封印の書を使ったからなあ・・・でもほとんど雑魚だよ。」 竜斗は階段を降りながら言った。 鏡憐「じゃあ半妖を眠らせたあれは?」 竜斗「あれは簡単な呪いだよ。呪いは使えそうだったから大変だったけど取り込んだんだ。」 竜斗「気付いていると思うけど、鏡憐みたいに体を持ってる妖怪もいて、この城に沢山いるよ。」 鏡憐「お前達の種族は穏やかなのに・・・よほどの恨みがあるのか。」 竜斗「それは鏡憐も一緒でしょ?」 くすくすと竜斗は笑う。 竜斗「・・・でもね、恨みだけじゃない。妖怪を操ったり、人を襲うことが楽しくて仕方ないんだ。」
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