始まりのギルド

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幼い頃はトレジャーハンターに憧れていた モンスターからみんなを守り、巨大なモンスターも簡単に倒してしまう 彼等はヒーローそのものの トレジャーハンターになるべく 『暁の裾野』名の魔導銃道場に入門 日々鍛錬を重ね 16の誕生日の日に道場主、アサルムに呼ばれた 「トレルムよ」 「はい師匠」 「日々鍛錬に励みよく力を蓄えた、外に行っても恥ずかしくない腕前だと、私は判断した」 目を輝きさせ道場主を見つめ 「それでは」 「うむ、ギルドにトレジャーハンター試験の紹介状を書こう」 「やった!」 「これ、騒ぐのでない」 「も、もし分け有りません」 すぐに頭を下げる 「嬉しい気持ちは分かる、だが、魔導銃使いは常に冷静な判断が必要となる場面が出て来る、常に周りの情報を入れて判断しそれに合わせた対処が求めれる」 「はい」 「トレルムよ、お主はまだ若い、いろいろな経験を積むばそれらは自ずと出来よう」 アサルムはゆっくりと後ろに振り向き 「付いてくるがよい」 道場の奥に消えていく 慌てて追いかけると 棚の上に魔導銃が置かれていた
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