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放課後、私はみんなよりも遅く帰ろうと思って、みんなが教室を出るのを待っていた。
でもなかなか一人、帰らない人がいた。
「あ....。」
しおり。
桜しおり。
クールでいつも読書している。
私が、まずこの人の声すら聞いたことが無いほど無口な人。
どんなことを言おうかと迷っていると、
「ねぇ、はなさん。」
!!!
初の声!!!
「な、なに??」
声が裏がえったぁ~...。
「これから失礼な事言うから。」
...は?
えっとー、どうゆうこと?
「あんたさ、無理してるでしょ?」
「...えっとー...それはどうゆう...コト?」
いきなり何?
どうゆうコト?
理解できません!
「だから、あんた無理してる。」
???
分からない。
「まだわかんないの?馬鹿じゃん。」
...さ、さすが学年1のクール女子...!
言ってることがさっぱり分からん。
「ホント馬鹿。あんたが自分自身で気づかなきゃいけないのに。」
そういって荷物を持ち、
さっさと教室からでてった。
「えーっと....。」
これはどうゆう風の吹き回し??
私自身が気づかなきゃいけない事ってなに!?
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