親友物語

いじめの始まり

自然に涙が出てきた。

みかもそうだったのかな...？

信じてもらえないって、

こんなにつらかったんだね....。

でも、

やっぱり私もみかのこと、

踏みにじってたんだよね...？

もう、本当に終わりかも。

いじめなんて、

死ねばなくなるよね？

私が死ねば、

すむことだよね？

私は先生の机の上にあったカッターをつかんだ。

死のう。

悔しいけど、

死ぬしかないよ。

そう思って、

カッターを手首にもってった。

チクリとした痛みが広がる。

「かなさんっ！！！」

誰かが飛び込んできた。