親友物語

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なんで謝るの? 私悪くないよね? そう思いながら学校に着く。 教室の前まで来て、嫌な予感がする。 がらっ! 「あ、はなチャン!」 さりなさん....。 「じゃましないでネ♪」 なにを? 聞く前に目に入ってきた。 みかの机に落書き。 死ネ キモい うざい ...そんなことが書いてあった。 これがいじめの始まり、なのかな。 がらっ ...みかが入ってきた。 「な、にコレ!?」 みかはみんなに向かって言った。 「誰がやったのぉ!?」 みんな無視して喋り続けてる。 「ちょっとぉ!無視しないでよ!」 さりなさんが立つ。 「みんながあんたのコトきらいなんだよ!」 そういって、 きたない雑巾を投げた。 「きゃぁ!」 見事に当たる。 「み、んなって、はなはちがうでしょぉ!?」 さりなさんが私のコトを見て、 「どうなの?はなチャン?」 私は、 「ごめん、みか。」 「はぁ!?」 みかが憤慨した。 「ふざけないでよ!私はずっと友達だと思って...」 「嘘!」 みかよりも大きい声をだす私。 「私のこと友達だなんて思ってなかったでしょ!?」 「そんなことない...」 「私は!私は、嘘つく友達なんていらない。」 「違うよ、はな!」 「宿題目当ての人いや!」 「はな、聞いてよ!」 「滑り止めなんていや!」 「はな....」 「ばかっ!!!」 それだけ言って私は教室を飛び出した。 もう、みかと会いたくなかった。 泣いてるところなんて、見られたくなかったの。
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