親友物語

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泣きやんだ私は教室に戻った。 3時間目までサボっていた。 みかは.... 悲しそうな顔をしていた。 今にも泣きそうな、 あの笑顔と全くの別人みたいだった。 みか....。 「はーなーチャン!」 「さりなさん...。」 「協力ありがとネ♪」 そんなコト...! 「そんなんじゃない!」 また大声をだした。 のどが痛い。 でも私の気持ちは止まらない。 「私は協力なんかしてない!」 「まぁまぁ、はなチャン落ち着いてよぉ。」 落ち着ける訳ないじゃん!!! 「うるさい!!!」 だれ? 私でもない、さりなさんでもない。 ...みかだった。 「静かにしてよ。迷惑。」 「なーに、その言い方。むかつくんだけど。」 「だから何よ。」 みかは人が変わったように、気が強くて、目つきが鋭くて、怖かった。 「ふーん。」 なっとくのいかない様子のさりなさん。 嫌な予感がする。
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