第一話 たいよう幼稚園

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「ゆうの家の番号は…あ、もしもし高木さんのお宅でしょうか?たいよう幼稚園の園鷺です」 「はい、結ちゃんね、ゆうくんになにかあったの?」 「こちらの不手際で怪我させちまってよ」 「あら、大丈夫なの?」 「少し頭がガラスで切れちまったんだよ…すまねぇ…アタシの不注意で…」 「気にしなくていいわ、結ちゃんは頑張ってるもの。」 「ああ…悪いが迎えに来てくれねぇか?」 「わかったわ、それでは」 結は電話が切れるのを確認すると一旦教室に戻った 「御崎先生、ありがとな」 「いいですよ♪ゆうくんのところに行ってあげて下さい」 「わかった」 園児達を御崎先生に預けると再び園長室へと向かった。
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