君へ

太陽

君ん家に着いて君と別れる時、僕はもうまた泣きたいくらいに破裂しそうな思いを抑えながら言ったよ。

｢また明日、バイバイ。｣

って。

君も

｢またね。｣

って言ったけど君にとって明日の僕は

｢初めまして。｣

君が僕に背を向け、家に一歩踏み出した時、僕は思わず君を抱き寄せたんだ。

力いっぱい抱き締めた。

君の驚いた顔を今でも忘れないよ。