疑ったら負け

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「お、噂をすれば紅夜さんだぞ。」 指さされて窓の外を見ると、体育が終わったのか友達と教室に戻っていく紅夜さんが見えた。 きゃあ! かっこいいっ!! 同じように何人か女の子が窓にへばりついて紅夜さんを見てた。 確かにかっこいい 性格も良さそう (だけど) 「…色が、」 「え?…何て、愛野。」 「…―いや、確かにかっこいいね!!」 「だろぉ~?知っとけよ、いくら今年引っ越してきたからって!」 「あ~そういや愛野ちゃん、転校してきたんだっけ。 馴染みすぎてて忘れてた。」
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