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ザシュッ!
?「ったく。何で今日はこんなにいるんだよ!」
こんなことを言っているのは、西岡琢磨。彼は高校生なのだが家が妖怪退治を本職としているので、琢磨はそれを受け継いだのだが
琢磨「こんなダルいことやりたくねぇのによぉ・・・」
このようにあまり乗り気ではなかった。
?「まあまあ。そんなこと言うんじゃねぇよ。」
琢磨「ハァ・・・アンタはよくこんな仕事続けられたな・・・」
?「そう言うなって」
この琢磨と話しているのは琢磨の父の西岡信二だ。
信二「ほら、そんなこと言っている間にまた来たぞ!」
妖怪の群れ「シャァァァァ!!!」
琢磨「そんなこたぁわかってるよ!!」
ザクッ!ドシュッ!グシャ!
妖怪の群れ「ガァァァァ!!」
琢磨「ふぅ・・・もういないよな・・・」
信二「ああ。今日はこれで終了だ。」
琢磨「ああもう!最近何でこんなに多いんだよ!!」
信二「まあまあ、そんなこと言うんじゃねぇよ」
琢磨「そんなことだって言いたくなるに決まってんだろ!毎日毎日こんなに・・・?」
信二「どうした?」
琢磨「・・・!!」
信二「どうしたん「静かにしろ!」・・・ハァ?」
琢磨(・・・視線が消えた?)
信二「おーい。どうしたんだよ琢磨ぁー。」
琢磨「あっ、ああ。悪いな。少し考え事をしてた。で、なんだ?」
信二「いや、お前がいきなり怒鳴ったと思ったらまた黙っちまったから少し心配になってな」
琢磨「あ、ワリィワリィ。変な心配かけちまったな」
信二「ったく。余計な心配かけさせんなよ。まぁいいか。今日は疲れたからもう帰るとするか!腹も減ったしな!」
琢磨「そうだな。今日はもう帰るか。(まだモヤモヤしてるがいちいち考えるのも面倒くさいからな)」
そして、二人は帰路についた。
そして静まりかえったその場所に
スー・・・
一つの亀裂が入り
スタッ・・・
その亀裂から1人の女性が出てきた。
?「ふふっ、あの子かなり勘がいいわね♪」
そして?はまたその亀裂に入り
またその場所は静まりかえった
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