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慎と誠司は先生に言われた後ろに
並んだのはいいが
いろんな先生方の視線を浴びた。
かなり恥ずかしい思いをした。
体育館の右上の壁に目次があり
どうやら次の校長先生の話で
入学式は終わるみたいだ。
校長先生が幕の裏から出てきて
ステージの真ん中に立った。
校長先生は髪の色は黒く
遠くから見ているせいだろうか
意外と若く見える。
校長先生が一礼すると話し始めた
「えぇー、まずは天神高等学校に
入学おめでとう。
私の名前は国光といいます。
えぇー、今日から新しい高校生活が始まり、たくさんの人と
関わることになるでしょう。
学校生活を盛り上げ
楽しくするためにも
みんなで協力し助け合うことで
絆を深める必要があります。
そして自分の夢に繋ぐためにも
役立てていきましょう。
これで私の話を終わります。」
体育館全体から拍手が送られる中
校長先生は退場した。
「それでは新入生の皆さんは
退場してください」
司会者の方がそう言うと
1組、2組、、と順番に退場した。
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