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髪の毛を強くわし掴みされる。
「ほら、立て!!
部屋の隅まで移動するんだ」
私は渋々立ち上がるが、足も縛られていてよろめく。
「ほらっ!!
ぐずぐずするな!!
早くしろ!!」
ピョンピョンと跳ねては転ぶ私を見て、犯人達は笑う…。
「さすがお嬢様。
下着は純白のシルクかな?」
ゾクッ!!
転ぶ度に下着が見られていることに気付く。
歯をぐっと噛みしめ、その屈辱に耐えながら私は部屋の隅まできた。
すると後ろからドンと押される。
「キャァ!!」
勢いよく床に倒された。
そして何かの配管に、手を結んでいる縄とを手錠で固定される。
その私の姿が映るように、ビデオカメラとパソコンも移動している。
「逃げられると思うなよ。
24時間、お前のことは監視してるからな」
そう言うと犯人達は出て行った。
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