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そして私は縛られていた足の縄を外されて、手錠も外してもらえた。
でも、後ろ手でしばられた縄は外してもらえない…。
龍ちゃん、敬語を使っていた男、私、そしてあの男…。
1人ずつしか通れないような細い階段を、その順番で上がった。
築20~30年は軽く経ってるだろう。
古い小さなビル…。
いったい此処はどこだろう…。
するとスカートの後ろの方で違和感を感じる。
私は恐る恐る後ろを振り向いた。
するとあの男が私のスカートをめくっている!!
「キャァ!! やめて!!」
私は階段でしゃがみ込んだ。
「どうした!?」
龍ちゃんが振り返る。
「別に何も」
男は知らん顔をした…。
悔しい…。
こんな男の言いなりにならなきゃいけないことが、屈辱的で悲しい…。
「ほら!! 立たせてやるよ」
そう言って私の両脇を抱えて立たされる。
その隙に両胸を揉まれた。
「イヤァ!! もうイヤ!!」
私の目から涙が流れる。
許せない…こんな男許せない!!
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