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綾は、ロングのスカートをまくし上げ下着を露にする。
「あ、綾ちゃん…!?」
「見て…」
可愛いレースのついた下着のもっと下…
太もも辺りに“それ”はあった。
おびたただしい数のみみず腫。
レグカ痕…自傷痕…
「綾ちゃん…それ…」
「手とかだと親にばれたり
友達に何か言われたり…
嫌だったから…」
綾は、苦笑いをしながら
そう言った。
そして千恵に
“不幸自慢”を話し始める。
千恵は、黙り綾の話しを聞き入っていた。
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