七話 ありがとう

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綾は、ロングのスカートをまくし上げ下着を露にする。 「あ、綾ちゃん…!?」 「見て…」 可愛いレースのついた下着のもっと下… 太もも辺りに“それ”はあった。 おびたただしい数のみみず腫。 レグカ痕…自傷痕… 「綾ちゃん…それ…」 「手とかだと親にばれたり  友達に何か言われたり…  嫌だったから…」 綾は、苦笑いをしながら そう言った。 そして千恵に “不幸自慢”を話し始める。 千恵は、黙り綾の話しを聞き入っていた。
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