二話 え!!そうなんすか!

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「てかなおくん!  何してんのよー」 千恵は、照れ隠しにそう叫ぶが直巳は、冷静に 受け答えをする。 「いや、俺もびっくりだよ  飯食いに来たらお前が  いるなんてさ~」 「てか、千恵さ、この人  知り合い?」 よーこは、直巳を指さしながら悪態を突く。 が、千恵が答える前に直巳が、口を開いた。 「てか、普通に俺  こいつの彼氏だけど?」 「え」 千恵は、直巳が言った言葉を 理解できずにいた。 「え、ちょ…なおくん…  彼氏って…?」 「はぁー!?」 千恵が、戸惑いながら答えると直巳は、焦り叫ぶ。 「てめーこの魔王を  やり捨てすんのかよ~」 「え、ちょ!  そうなんすか!??」 千恵の頭は、もはや… パンク寸前。 わけのわからない言葉を 発している。 それに輪をかけよーこが 追い討ちをかける。 「え、なに千恵。こいつと  ヤッタの!??」 「こいつ言うなこの虫女め」 直巳とよーこのやり合いを 止めるように店員が 割って入る。 「す、すいません。  生ビールです…」 そう言い店員は、テーブルに 生ビールを置こうとしたが、 意外! 千恵は、その生ビールを 奪いさり飲み干した。 「お、おい!」 「千恵!」 千恵は、気持ちよく ゲップを吐くと その場に倒れてしまった…。
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