三話 もう無理っす…

22/22
186人が本棚に入れています
本棚に追加
/392ページ
直巳は、店から出ると 真っ直ぐに家へと帰宅した。 ドアを開けるとすぐに けーとが出迎えた。 「なおさんお帰り!」 「…」 直巳は、無言で 靴を脱ぎ捨てると ジャケットを投げ捨て 部屋へ入ろうとする。 「なおさん…あのさ!」 けーとのその声に直巳は 鬼の形相を見せる。 「うるせーよ。」 投げ捨てるように そう呟き 一人直巳は、部屋へと消える。 そのやり取りを遠目で見ていた京は… 「あーあ。なおさん怒らせた  やっぱけーとのせいじゃん」 「えーえー俺っすか!」
/392ページ

最初のコメントを投稿しよう!