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「お、お、おやじて!
あの、ええと!」
慌てる千恵を見て直巳は笑う。
「俺の母さんの旦那
っつー事だな。」
「ええええー!」
千恵は、頭がパニックになり
なんと…
土下座してしまった。
「は、は、はじめまして!
み、みしろちえです!」
「お、おい…」
直巳は、ひれ伏した千恵の
左手を引っ張りたたせる。
「おい…はは…何してんだよ」
「だ、だって!なおくんの…
お父さんだし…」
「こんな奴…親父て
認めたくないね。」
しばらくの無言…
風のがギターを鳴らす…
悲しそうな音を…
泣いているようだ。
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