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「俺の夢はさ、世界と世界を繋ぐ橋を作る事なんだ。」
酒場に笑い声が響く中、ひとりの青年が酒を片手に友人に向かって意気揚々と語る。
「ははは、お前は相変わらず夢見がちだな。俺達がいくら世界一の大工だとしてもそれは無理だろう。」
友人は、彼を笑い飛ばして酒を飲み干す
その後も彼と友人は「世界を繋ぐ橋」の話を延々とし続けた…
彼の名前はジゴール。
友人の名前はディータ。
彼等はこの世界の過去を含む全ての大工より、腕も創作力も優れている。
2人はまだ若く、夢を持つのは当然だった。
何時間酒場で飲みながら話したのか…
彼等が酒場を出る頃には空は明るくなってきており、ふらふらとしながら2人はそれぞれの家へと帰って行った。
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