プロローグ

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 しかし、彼女は健太からの視線により現実に引き戻された。 「反省してる?」  健太は可愛い顔をしかめている。   彼女は頭を下げ両手を合わせ 「勿論。本当にごめんね。今度から気をつけるよ。」と謝り、顔を少し上げ「でも、健太君も気をつけて。健太君だって私にとって凄い大切な人なんだから。」と続けた。 「うん。お互いに気をつけようね。」  健太はにっこりと微笑みこの事件に関する話は終わったのであった。
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