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「今日から10日後にMAGIC PARTYって大会があるんだ。これは、主催者側が用意したマジシャンがやるマジックのタネを見破るって大会なんだけど、マジックを見る時間以外は自由時間なんだ。それに、もしもマジックのタネを見破れば賞金が200万円も貰える。でも、このMAGIC PARTYは申し込み倍率が物凄く高いんだ。だから、ダメ元で応募したんだけど……」
再びタメを作り彼女の方をちらちらと見る。
「応募したんだけど……?」
彼女も場の雰囲気からか生唾を飲む。
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