プロローグ

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「見事当選しました~!」  そう言うと、健太はポケットに丸めて刺してあったパンフレットを机に広げる。 「嘘ぉ~!?凄いじゃん!それに、これ……船じゃん!しかも凄い豪快な。でも……」  パンフレットには青と言うよりもブルーグリーンと言うのがちょうど良い本当に綺麗な海、その海に浮かぶ巨大な豪華客船が写し出されている。  そんな素晴らしいの一言に尽きるパンフレットを見て、さらに盛り上るはずだが彼女は何故かまごまごしている。
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