小椋再び

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「君はここで今夜まで心と体を休めるといいよ‥僕は今日大切な接待があって帰りは深夜になるから、先に寝てて‥‥」 「もう少しだけこうして居たい‥‥」 だから‥女は嫌なんだ! 2、3回寝ただけでもう独占したがる。 「困らせないで、それにそんなに密着していたら僕も普通じゃいられなくなるよ‥体、まだ無理出来ないだろ?」 わざと女の手を硬くなったモノへと導く。 「あ‥‥ごめんなさい、そうよね‥‥私、今は無理なのに‥‥‥」 そう言いながらも、その手はなまめかしく みだらに動き回る。お前って奴は子供を堕したばかりなのに‥‥ 結局はお前だって欲望を優先させただけだ。そうだろ?今、その年で子供なんか産んだって縛られるだけと判断したから承諾したんだ‥‥。 所詮その程度の女‥。 「口でして‥‥」 どうでもよかったが、とりあえず1発抜いてもらおう。 仕方ないよな‥ 顔はイケてるし ナニはでかいし 一度抱かれた女は俺の虜になる。 頭を抑え込み、 何の思い入れも無く むせる女の喉奥に果てた。 ああ‥‥気持ちいい‥ 今夜約束している女はどんな声で喘ぐんだろう。 余韻に浸る間もなく頭の中はその事でいっぱいになっていた。
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