小椋再び

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俺はすぐにフロントへ向かい再び歩き出した。 もう振り返ったりしない!ヤバくて面倒な事は御免だ。 この土地に来るようになって15年か‥‥。 色んな土地を転々としながら1年を過ごす。ここは夏の土地だ。夏の恋は一瞬で消える花火のように激しくそして燃え散る。 そうゆう中で、俺は鮎美と出逢った。 4年も付き合った。 俺にしてはかなり長い方だが、それも終わりの時が訪れてから久しい。
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