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私は、氷帝学園テニ部マネ2年C組野田繭。
テニ部のマネは、私だけ。
何でかは……………。
昔私は、テニ部だった。
私たちは、2年の下僕だった。
いっつもこき使わされて。
2年は、3年の前だと私たちを突き飛ばして3年の所に行く。
それを3年は、見てるのに助けてくれない。
そしてうちの部活は、人が少ない
2年、3年のせいで。
え?他の子?
私を入れて5人だけど?
この、下僕生活を救ったのが跡部景吾。
「オイ!そこの女テニ」
「あっどうもべ様*~」
私たちを突き飛ばすと2年は、べ様の方に駆け寄った。
でも、べ様は違った。
私たちを突き飛ばしたように、べ様は2年を突き飛ばした。
「いったぁ」
「1年が可哀想だ」
「1年なんかいいから私たちと…………」
ぷっつん。
ん?
「部活をしないなら帰れ!!」
べ様は大声を出した。
2年はおとなしくなり、べ様は私たち5人を連れて保健室に行った。
『ありがとうございます』
「……///別に何もしてない」
『でもっ何かお礼をしたいんですけど…………』
「あ、だったら男テニのマネをやってくれないか?」
『あっはい喜んで*』
「よろしくな、繭」
あ、名前で呼んだ………。
ま、マネだしね。
私が男テニのマネになった理由がこれ。
え?あとの4人?
んな、知るか。
でも、一つだけ知ってる。
これのせいで、女テニは廃部だってね(苦笑
「オイ!繭」
『あっはいっっ』
「何かぼけーっとしてるけど大丈夫か?」
『はい全然大丈夫です♪♪』
「そうか、ならいいんだ///」
「オイ跡部っっ何繭ちゃんとコソコソ話ししてんねん」
「クソっクソっクソっっ何だよ。このラブラブぶりわ」
『なっラブラブ何てっ』
「ラブラブじゃん」
『慈郎先輩っっ』
「あーん?さっさと部活戻れ」
「「「はーい」」」
『べ様?』
「あーん?何だ?繭」
『大好きです』
「………知ってる///」
私は、友達がいなくてもいい。
あなたに手が届いていれば。
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