目覚めの朝

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「ばっ、バカ野郎!朝から何言ってんだお前は!………でもまぁ…見てあげても、いいかな。」 「優、やっぱり変態!ホントありえない。で、でも…」 結衣が俺の耳に口を近づけ、 吐息がくすぐったくて心臓が 飛び跳ねそうになる。 「そーゆーとこも。好きだよ?///」 そういうと結衣は俺から離れ、 顔を赤らめながら可愛らしい 笑顔を俺に向けてから走っていった。 「おいおい。優。朝から何いちゃついてんだよ!ほら!早く行くぞ。ったく。…羨ましいやつ!」 「紘…ドンマイ。」 「う、うるせー!俺だって好きな女子くらいいるんだからな!」 「おっ!そいつは興味あるな。話しを聞かせてもらおうか。」 「言わねーよ!いつまでのんびりしてんだ?遅刻したら先生うるせーって!」 「わかったよ!話しは後で聞くとしてとりあえず行くか。」 「おう!みんな走ってる。ヤバい!」 朝からあんなに走って登校する 小学生は何気にすごいな。 高校生なんかより 元気があってよろしい!! まぁ…俺も小学生に負けず 朝から元気なとこもあるけどな! 高校生の下(しも)レベルを なめてもらっちゃ困るぜ!! まだおさまんねーよ/// この状態で走ったら… 男性のみなさんならご理解いただけるだろう。
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